会津若松・SL撮影記


 00年7月9日、会津若松でC57180とD51498が夢の共演。その瞬間を撮影すべく会津方面へ行くことにした。なお、撮影機材はいつもと同じビデオカメラTR2。

 早速磐越西線沿線に出る。新津周辺では撮影している人は全くいない。能代川橋梁でまず撮影しようかと思ったが、祭りをやっており辺りが騒々しいのでやめる。早出川橋梁でも人はいない。そうこうしているうちに馬下橋まで来た。
C57180 五十島→三川間 7月9日  ここからR49に合流。結局最初の撮影場所は三川駅手前のカーブとなった。この辺になってくると既に撮影隊が数人。一足早くキハ40の新新潟色が逆方向からやってくる。やがてSLも来た。

C57180 豊実→徳沢間 7月9日  撮影を終え、速やかに国道に戻る。しかし、惜しくもSLとの併走はならず。津川駅の停車時間の間に一気に先行し、県境付近からR459に入る。ここで豊実−徳沢間の定番ポイントで撮影。
C57180 上野尻→野沢間 7月9日  再びR49に戻り、走行しているといつの間にかSLを追い抜いていた。そこで古沢屋の駐車場に車を止め、急いで撮影。これで3カット目。
C57180 野沢→尾登間 7月9日  今度は野沢駅の方に向かう。先行できたので4カット目の撮影。この場所は以前にも撮影したことがあった。
 ここからは阿賀川沿いを走る。この辺になってくると撮影隊の追っかけレースが熾烈。車の流れも必然的に速まる。途中踏切でSLが通過。

C57180 山都→喜多方間 7月9日  次にやってきたのは、おそらく最も有名な撮影ポイント、一ノ戸橋梁。さすがに沢山の人で賑わっており、車の停車場所にも困るほどだ。それでも何とか撮影。
C57180 姥堂→塩川間 7月9日  ここからは喜多方へは向かわず、直接会津若松へ。ここでも撮影隊の車の流れがすごい。最後に撮影したのは姥堂→塩川間の跨線橋。結局6カットの撮影に成功した。結構スリリングな撮影だった。

 さて、今回のメインイベント、会津若松でのSLの併走。初めてのことなので、かなりの騒ぎが予想される。来てみたら思った通りの騒ぎ。沿線には既にかなりの三脚が立っている。まずは会津サティの駐車場に車を止め、駅の方へと向かう。
 駅でもやはり、沢山の人で賑わっていた。臨時のおみやげやオレンジカードの販売など。駅構内のそば屋で昼食。冷とろそばを注文したが、正直ちょっと期待外れ。
 車を止めたまま、歩いて撮影場所を探そうかとも思ったが、結局国道の跨線橋辺りまで車を動かすことにした。ところが道路も混雑。結構時間がかかった。

 結局、跨線橋下の分岐点辺りに狙いを定めることにした。既にかなりの人が三脚をセットしていたが、あまりいい場所ではないものの場所を確保した。しかし、SLが来るのはまだまだ先。とりあえず、455系やキハ40系などをテスト撮影。
 やがて、取材のヘリコプターが近くにやってきた。そろそろ時間が迫ってきたようだ。さあ、ついにSLの前照灯が見えてきた。かすかに汽笛も聞こえる。ついに決定的瞬間だ!
C57180&D51498夢の共演! 会津若松 7月9日  まず、D51が先に汽笛を鳴らす。それに呼応するかのようにC57も。D51もう1回。しかし、汽笛はヘリの音にかき消されてしまい、残念。客車の乗客もみな窓を開け手を振っている。やがて両方のSLは去っていった。その際、互いに汽笛で合図。感動的な瞬間だった。

D51498 磐梯町 7月9日  このまま帰るのも何なので、ついでにD51の方も撮影しようと思い、磐梯町の方へと向かうことにした。しばらくして磐梯町駅に到着。しばらくしてD51が到着。ここで数分停車。さあ、D51発車。C57とはひと味違う走行シーンを撮影。

清川高原保養センター(4月29日撮影)  再び会津若松に戻り、会津若松ICから高速に乗る。津川ICで降り、ここで温泉に入ってゆっくりしようということになった。
 行ったのは「清川高原保養センター」。17時から300円に割引になるのが来た理由だ。ここでしばらくゆったりする。
 そして、R49を走り阿賀の里へ。ここで夕食をとる。時間割引で500円となる「五目釜飯定食」を注文。時間がかかるのが難点だが、なかなか美味しかった。この辺で、やっと「旅行」の要素が入ったか。
 そして、帰路についた。

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