長野


5月11日〜長野

乗車ルート
西日暮里-上野 830-(白山)-1118長野
長野1650-(赤倉3)-2008新潟2036-(945M)-2052早通

 前日までに子犬を兄の所へ届けるという目的を果たし、新潟へと帰ろうかというそのとき。
 善光寺御開帳があるというのと、9月一杯で峠越えの鉄道がなくなるということで、せっかくだから長野まで寄ってみようと急に思い立った。

 まず、上野駅へと向かう。当初は「白山」が混んでいたら次の「あさま」に乗ろうかと思っていたが、むしろ空いていたので難なく白山に乗車。
 白山、上野出発。ここで隣のホームでは「ひたち」が同時発車。しばらくの併走、カッコいい。
 車内の乗車率は30%程度か。日曜日なのになぜこんなに空いているのか。やはり鉄道ファンらしき人も若干名いた。

 すぐ後ろに「ラウンジ&コンビニエンスカー」なる車両があるようなので、ちょっと覗いてみる。そこは独特のスペース。ソファとカウンター、TVまであった。女性販売員がいた。ソファには既に座っている人が数名いた。
 高崎を過ぎ、信越本線へと入る。やはりここからカメラの列が。
 しばらくして横川駅到着。ここでホームに降りる。そう、「峠の釜飯」を買うのと、補助機関車EF63との連結シーンの撮影のためである。

 TVではおなじみの駅弁購入シーン。さすが販売員は手慣れている。すぐに機関車の方へと向かう。既に沢山の人が撮影をと待機していた。この独特の雰囲気がいい。
 発車時間が迫ってきた。あわてて車内に戻るが、乗っていた車両よりかなり後ろの方、グリーン車まで渡って所定の位置へと戻る。やがて横川駅発車。

 さあ、ここから9月一杯で廃止される区間だ。乗り心地は固く、独特なもの。轟音を立てながら、ゆっくりとしたペースでトンネルを通過。車窓からめがね橋の撮影を試みたが、タイミングを逃し失敗。
 軽井沢停車。しかし、意外と乗降者が少ない。中学生位の鉄道ファンらしき数名が小諸で降りる。この辺まで来るともうカメラはない。
 長野への停車時刻が迫ってきたので、峠の釜飯の包装を解き、ここで昼食とする。有名なだけあってやはりうまい。やがて上り線には上野行の白山が。

 長野駅に到着。駅舎は既に改装されていた。きれいな駅舎だったが、写真でしか見たことのない旧駅舎と比べると味がない。コインロッカーを探し、荷物を預ける。
 長野市街。新潟とは街の雰囲気がかなり違う。宿場町ということもあり、土産店が充実している。
 善光寺までは歩いていくことにした。結構遠い。標識に沿って歩くが、それでは遠回りとなってしまった。そう、車向けの標識だったからだ。疲れた。しばらくしてやっとの事で善光寺前にたどり着く。

 善光寺はこの通り異常な混雑。中に入るまでかなりの時間がかかった。


 やがて散策を終わる。おみやげとしておやきを買う。ここから長野電鉄に乗ろうかとも思ったが、市街地も観てみたいので歩いて長野駅方面へと向かう。

 長野駅前に戻る。まだ時間があるので、駅ビルなどを覗いてみる。
 長野駅からは急行赤倉に乗車。臨時のきっぷ売場があったのでそこで購入。急行券の発行に若干手間取る。
 赤倉入線。車両は165系6連。ムーンライト編成が来なかったのは残念だ。新幹線開通後は廃止される公算が高い。妙高高原までは普通列車として運行。そのため、一般客も結構乗ってくる。難なく窓際席を確保。後ろの席には子供連れが乗ってきた。結構うるさい。
 牟礼で対角線にいた客が降り、ここから1ボックス1人となる。
 県境に向かうにつれ、景色が険しくなってきた。結構見応えある。やがて妙高高原に到着。若干の乗降客あり。
 やがて検札が。やはりチェックするのか。

 新津駅で子供連れの客が降りる。どうやらこの車両で新潟まで乗ってきたのは私だけのようだ。
 新潟駅到着。別のホームでは混色編成の「いなほ」が停まっていたので覗いてみた。ここから自宅へ帰るべく、白新線に乗り換え、帰路についた。


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