会津・あぶくま洞


 97年10月1日、磐越自動車道が全線開通した。10日に早速高速道に乗り、会津方面へ行くことにした。

 まず、最寄りICである新津ICから入る。流れはまだ順調だ。対向車は大半がいわき、福島ナンバー。時々宮城、栃木、水戸ナンバーが混じる。安田ICの辺りから徐々に渋滞が始まる。対面通行だから仕方ない。全線開通したばかりで、TVでも色々と特集番組をやっていた、また連休ということもあり、かなりの人が会津の方へ行くようだ。
 阿賀野川SAに停車。混んではいたが、駐車場からあふれるほどではない。ここでハイウェイカードを購入。ここで再び本線に入る。
 再び渋滞。こんなんだったら下の道の方が速いような気がする。津川ICを過ぎた辺りで渋滞は解消。ここから初めて通る区間だ。さすがにきれいに整備されている。対面通行が基本ではあるが、IC以外でも4車線区間がある。それなりに考えられている。

 磐梯河東ICで降りる。ここで磐梯ゴールドラインを経て五色沼へ行くというのが予定だった。
 さすが行楽シーズンということもあり、車が多い。やはり関東ナンバーが目に付く。しかし渋滞はまだない。やがてゴールドラインの料金所に到着。
磐梯山  料金を支払い、山を登る。途中の駐車場で一休み。
 ところが、ここからなぜか急に混雑してきた。途中で引き返す人も多い。やけに路上駐車が目立つ。なぜだろうか。
 どうやら前で事故があったらしいとのことで、「回り道した方が速いみたいです」と他の人から教えてもらったが、まだあきらめきれずとりあえず上へ行く。
 車の流れはやや緩やかになったようだがなんか変だ。「このまま行ってもしょうがないのでは」と思い、渋々引き返すことにした。
 ここから下る。しかし車にトラブル発生。何とブレーキが利かない! 下り坂でブレーキの使いすぎだ!! やばい!! 対向車が来なかったのが幸いし、対向車線に逃げながら何とか降り、ここは切り抜けた。

 料金所まで戻る。ここでこれからゴールドラインに入ろうとする人たちが、あきらめて続々引き返していた。
 後から分かったことだが、路上駐車は登山客のようであった。混雑もそれに影響していたらしい。

 このまま国道経由で五色沼まで行ってもいいのだが、時間もかなり消費してしまったので予定を変更し、とりあえず猪苗代まで出る。
 猪苗代でおいしくないそばを食べる。野口記念館は昨年行ったため寄らず。
 どこへ行こうかなと思っていたところ、急きょあぶくま洞まで行こうかと思い立った。再び磐越道に入るべく、猪苗代ICへと向かった。

 猪苗代ICからは流れは順調。ここで対向車線に定刻をかなり遅れて仙台発新潟行の高速バスが通過。やがて対面区間に入る。下り線はかなりの混雑。現在4車線化の工事中。早期の完成が待たれる。やがて船引三春ICに着く。ここからあぶくま洞へと向かう。
 あぶくま洞へはすぐ近くというわけではなく、やや時間がかかる。また、道路はやや狭い。20分強であぶくま洞へ着く。
 まず、山の石灰色が印象的だ。遊歩道もあり、いかにも観光地的な作りである。
 洞内に入る。

あぶくま洞1 あぶくま洞2

 売店を見に行ったが、これといったものがないので何も買わず。やがてあぶくま洞を後にする。近くに柏屋薄皮饅頭の店があったのでそこで買う。ここから小野ICへと向かい、磐越道に入る。
 阿武隈高原ICで一休み。郡山JCT−磐梯熱海IC間が渋滞中なため、郡山に寄ってみる。
 郡山東ICで降りたが、幹線道路まで抜けるのに若干時間がかかる。やがて郡山市街に入る。街中を走っていくうちに路上で祭りをやっていたので、別の道に誘導される。郡山駅前を通過。どこかに寄ろうかとも思ったが、このときはもう17時過ぎになっており、有料駐車場に入る気もなかったので、すぐに帰ることにする。

 どうせ高速に入っても混んでいるので、猪苗代まで国道を走ることにした。流れはスムーズだが、上り線は磐梯熱海を過ぎた辺りからかなりの混雑。
 猪苗代ICの前まで来た。しかし、ここでも長い列。やっとの事で通過するが、思ったよりは時間はかからなかった。
 磐梯山SAに停車。ここで売店で軽食を購入。やはり食堂はかなり混んでいた。再び本線に入る。が、また渋滞。やはり連休は混雑する。
 県境付近でもかなり混んでいたが、徐々に解消。新潟県内に入ってからは交通量は多かったものの、比較的順調に流れる。ここで無事新津ICに到着、帰路についた。

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